今、精神科の作業所で実習をしている。
メンバーの方々は病状安定しており、やや陰性症状が残っている方々が多い。ただ、この陰性症状がクセ者…。
精神障害の方々は多かれ少なかれ対人コミュニケーション不全状態にあるといえるだろう。人と接することにストレスを感じたり、すごく気疲れしたりする…。
そして、家に閉じこもりがちになる。慢性的な運動不足…。
でも食べるものはしっかりと食べていたりするから、肥満気味の体型も少なくない。
今実習している作業所のメンバーさんもそう。肥満気味の体格の人が多くて、作業所を上げて運動療法(散歩)を30〜40分、歩数にして3500歩ほどを一日一回最低行うよう努めている。目安としては10000歩と言われているようだが…。
もちろん一概には言えないが、精神障害を抱える方々は継続して何かに取り組むことができない場合がある。だからこそ、作業所を上げてみんなで散歩をすることでモチベーションを保つことができる、そうメンバーさん自身も話している。
以前、「医学を知る」という勉強会に参加したとき話題になった。
メタボリックシンドロームの話題。これらの方々に対する治療に対し、国家予算80兆円中3兆円が費やされていると聞いた。(確かめてはいないが…)
もし、精神疾患を抱える方々が肥満体型にある傾向があるとすれば(仮定)、運動療法(散歩)に取り組むことは大義名分に値するだろう。
ただ、心理学では、肥満体型の人はある確率において社交性の傾向がある(逆?社交性がある人はある確率で肥満体型…だったかな?)、とも言われている。
精神障害を抱える方が肥満体型にある、というのは偏見であろうが、精神障害を抱えた後に、二次的に肥満体型になることは理屈として考えられる。
散歩プログラムを導入する意義としては以上のような肥満体型への対処の他に、物事に取り組む動機づけ、身体を動かすことによる精神機能改善の可能性、散歩することにより体重・体脂肪率・BMIが低下すれば、行動療法的な意味合いも出てくるだろう。(散歩を継続してもらうために、行動指標を示すことにも不可欠)。
と好循環になればベスト。少なくともリスクさえ気をつければマイナスのことはないだろう。精神科でこのような目的を持ってプログラムを立てていることは目からウロコだった。実習終了時点での効果が楽しみ♪
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